好きな話を戒めとする
どうも。
私の好きな話にこういうのがあります。
仏教の話になるのですが。
雪山の寒苦鳥(かんくちょう)という話です。
雪山(せっせん)とはヒマラヤの事を指すそうで、寒苦鳥とはそのヒマラヤに棲むとされる、想像上の生き物だそうです。
その寒苦鳥は、夜は寒さに苦しめられ、夜が明け明日を迎えれば今度こそは、寒さをしのげる巣を作ろうと決意するのです。
しかし、朝になり暖かな陽光が燦々と降り穏やかになると、前夜に決意した事や苦しんだ事など、どこにいったのかと言わんばかりに忘れ去ってしまい、惰眠を貪るのです。
そしてまた寒い寒い夜を迎えると、寒さに凍え苦しむ事を繰り返します。
この話を聴いた時、自分自身にも大いに当てはまる部分があると思い、何かに流されそうな時は、この話を思い出すようにしています。
一時期良い事があったとしても、それはあくまでもその場の事であり、根本的な解決を図らねば、また何かあった時、嫌な思いをして苦しむのは自分です。
世の中、常なるものはないといえます。明日には状況が大きく変化してしまう事もありますよね。
自分が何をしていきたいのか、何になりたいのか等といった目標を常に忘れる事なく、精進していくべきなんだと思います。
刻一刻と世の中は変動していきますし、自分を取り巻く環境でさえも、明日はどうなるか分かりません。
自分の望むように生きたいのであれば、先にも書いておりますが、精進を忘れない事ですね。
皆さんも、ガンガン突き進みましょう!笑