褒め上げ商法、ありますね
こんばんは。
非常にしつこい風邪の為、調子が戻るまで時間がかかりました。
併せて、最近気が荒くなっておりまして、かなり過激な発言が口をついて出てしまう事も。笑
いかんいかん。笑
さて、今回の本題に入りたいと思います。
先日、情報番組で流れていたのですが、とある企業が業務一時停止を消費者庁に命じられたという事です。
いわゆる褒め上げ商法と言われるしつこい勧誘の手口等が問題となったらしいです。
褒め上げ商法ですか・・・。私も体験ありますよ。笑
まぁ、私の場合は、自分で納得していたのでまだ良いのですがね。笑
どういう事かと言いますと、私は以前作家を目指していました。それで、何としてでも、自分の書籍を世に出す、商業ベースに乗せるといった事を目標にしていました。
当時の私は情報弱者であり、また的確なアドバイスをしてくれる人も周囲にいなかったので、とにかく自身の目標に向けて邁進するだけの人間でした。
某雑誌のコンテストに応募してみました。あまり聞いた事のない出版社でしたが(後で調べますと、あまり評判の良くないところだという話が聞けました)、最優秀賞が取れなければ、まだまだ未熟だと思い、やり直そうと決めていました。
応募し暫くしてから、知らない番号から連絡がありました。
出てみると、その出版社でした。入選はしなかったものの、特別賞なるものに選ばれたという話でした。
話を暫く聞いてみますと、折角の良い作品ですので、本を出してみませんか?という誘いがありました。実のことろ嬉しく思いましたが、冷静にならねばと思いまして、詳しく聞きなおしてみますと、いやはや高い高い。笑
何が高いかと言いますと、出版費用ですよ!笑
300万越えですよ!?あり得ません。高級車が購入できる値段ですね。
ですので、『折角のお申し出有り難いとは思いますが、最優秀賞を取れなかったので、まだまだ未熟だと思います。本を出すのは早いと思いますので、お断りさせていただきます』と丁寧にお断りしました。
しかし、その後の勧誘が、まぁしつこくてしつこくて。笑
あまりにもしつこかったので、着信拒否にして無視しました。そこまでやらないと押し切られますよ。気の弱い人はね。
それから月日が流れまして、今度は違うところにコンタクトを取りました。そこも安くなかったのですが、退職金で払いましたよ。それでようやく一応はきちんとした形で出せるようになりました。
出すまでは、いわゆる褒め上げられましたよ。笑
ですが正直、こんなものはリップサービスです。全くの素人の書いたものが、プロの目に留まる事等、普通ではあり得ません。時間とお金をかけて、何度でも投稿したり書き続けてきた、ほんの一握りの人だけが、直木賞等といった栄冠に辿り着けると思います。
まぁ出せるには出せたのですが、その後は、お金をかけて宣伝しないかという勧誘が、かなりありましたね。新聞の広告欄に載せてみないかとか。
お金ばかりかかって無駄になるので、止めましょう。
思い出は残りましたが、お金は無駄になりました。ただし自分で納得していたので、そのあたりは気になる事はありません。
今は本が売れなくて、出版社も四苦八苦しております。何とかして、高いお金を払ってもらって、本を出させようとしてきます。その為なら、歯が浮くような賛辞でも述べますし、必要とあらばレッドカーペットでお迎えだってするでしょうね。
そもそも、ネットが主流になっているこのご時勢、紙媒体で本を出すなんてリスクがありますし、そういう方法を採らずとも、ネットで公開していけばb良いと思います。
お金を取れる物書きになるとは、相当難しいです。簡単にいく訳はありません。
ましてや、世の中には『役に立つ情報を無料でお届けする』という信念の下に行動されてある方々もいらっしゃいますから。
私も拘る必要ななかったのですが、甘かったのと世間が狭かったのでしょう。
現在は、ネットを利用してブログやユーチューブを活用していこうとしています。(ブログは昔もやっていた事はありますが、あくまでも作家活動のサポートの域を出ませんでしたので)
情報を発信する方法はいくらでもありますから、色々と楽しさを見つけつつやっていきたいですね。